森博嗣さんの『キウイγは時計仕掛け』(講談社ノベルス)を読み終わったので、今回もネタバレを含みつつ感想的なことを書いてみたいと思います。





   


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  現実の社会に目を向けると、事故も事件もすべて謎は謎のまま、
  トリックもまた真実の在処も、なかなか第三者の前には現れません。
  それこそが「リアル」というもの。  
  「事実は小説より奇なり」と言いますが、その事実くらい  
  奇である小説も書けるのでは、と思ったのです。



 ↑ は、講談社ミステリーの館というメルマガ&この特設ページにあった森さんのコメントの一部です。それが、Gシリーズはミステリとしてどうなの、という反応に繋がってしまっているんでしょうね。ミステリ・ファンはそんな「リアル」は求めてはいないんでしょうし、森さんのターゲットもその層とは違っているんでしょうし。ノベルス版188頁とか読むと、このシリーズはアンチ・ミステリィと呼んでいいのかな、とも思えます。

 それから。タイトルの「時計仕掛け」の言葉とあの謎解きから、ひょっとして『すべF』と同じようなトリックが使われたのでは?と思ってしまったんですが、どうなんでしょうね。

 実は、『目薬α~』の頃からずっと島田文子は怪しいと思ってるわたし。おかげで彼女のどんなセリフも嘘っぽく思えてしまうw

 S&Mシリーズでの萌絵のキャラを嫌っていた人たちが今の萌絵の様子を読んだらどう思うんでしょうね。たぶん、逆につまらなくなったと思う人が多いような気がする。あれだけ文句言ってたくせにねぇ。
 ミステリ(あ、わたしは森作品はミステリィ、それ以外の推理小説的なものはミステリ、超常現象はミステリーと区別してます)には事件に首をつっこみたがるキャラクタっていっぱいいるけど、こういうふうに、その理由が明かされて変化していくキャラクタってほかにいるんでしょうか。わたしはキャラやその関係とかがずっと変わらずだとマンネリを感じて飽きてしまうタイプなので、こうして変化というか成長していってくれると読み続けるモチベーションを持ち続けられて嬉しいのですが。世の中にはマンネリの方が好きという人たちもいるみたいで。

 あと、雨宮が萌絵に、結婚しているのかと聞いたときは「いいぞー!」と思ったのにw でも、あの動揺とノーコメントってことで、やはり結婚はしているのだろうと判断。ただ、何故それを隠しているのかはわからないんですけどね。次のXシリーズにも萌絵は出るはずだからそこでわかったらいいなー。とりあえず、犀川&萌絵の2ショットがいっぱいあったのが嬉しかったです♪


   

ショックです・・・・

赤目姫の潮解

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